FuturumDiary

大好きな絵本たち

どうする どうする あなのなか

きむらゆういち文 高畠純絵)

 

とても愉快なお話。くすくす笑いながら読んだ。

深い深い穴に落ちたやまねこ夫婦とねずみ兄弟のお話。

みんなで穴に落ちたけれど、さてどうやって出ようか、と、やまねこ夫婦とねずみたちがあれこれ思案する。

ねずみを食べたいやまねこたちと、やまねこに食べられたくないねずみたち。

さあ、どうするのが一番いいのかな。

そうこうするうち雨が降って来たけれど、さてさてどうなることでしょう。

 

最後までわくわくしながら読める絵本。

読む親も子供もきっと一緒になって楽しめる。

そして高畠純の絵がとてもお話に合っていて、文章と相まって面白さが増している。

この絵があってこその文章かな、という感じ。

きっと子供は何度も何度も読んでとせがむんじゃないかな。

私もきっと子供に何度も何度も読んで聞かせて親子で笑い合いたいな。

 

またくすりと笑いたくなったら一人でも読もうかな、と思う絵本でした。

 

 

そして、きむらゆういちはあの有名な「あらしのよるに」の作者なわけだけれど、

私はあの絵本が苦手だ。「あらしのよるに」まではまあ面白く読めるのだが、続きがどうしても好きになれない。

私は友情が云々の話はあまり好きじゃないらしい。

同じ作者の絵本でも、好きだったり嫌いだったり、私の好みはうるさいな、と感じた一冊だった。

 

嫌いだと思っていた作家の本でも食わず嫌いせずに色々読んでみたいなと思わせてくれる絵本でした